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2009年01月09日

『容疑者Xの献身』東野圭吾

天才数学者でありながら冴えない高校教師として不遇の人生を送る男が、愛する女性のために完全犯罪を目論見る。
なんちゅう切ない話・・・。

ミステリーは謎解きに脳を使うあまり、言葉の面白さや感情の動きを楽しむことができない気がして、今までほとんど読んだことがなかったけど。
いいねぇ。面白い。

犯罪に至る動機、感情の揺れがとてもいい。
主人公が「なぜ彼が彼女に恋していると気づいたか」のエピソードもすごく好き。
人間模様がいい。(主人公と刑事さんの友情はちょっとクサイけど・・・)




ドラマ版のガリレオ(福山)より、主人公が人間味あふれる感じで良かった。

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この記事へのコメント
ミステリの世界にようこそ!
ミステリにもいろいろあって、いわゆる「本格モノ」(≒探偵小説)という部類に近くなればなるほど、トリック主眼になり、言葉の面白さや感情の動きを楽しめないものが多くなってきます。

僕はあまり本格モノは好きじゃなくて、まさに、犯罪に至る動機とか、感情の揺れ、あるいは事件の周囲の人の気持ち、なんかがよく描けてるものが好きですね~。
一口にミステリといっても、必ずしも駒のような人物が動きまわるものばかりじゃありません。(というか現代のだとそういうのはむしろ少数派)
犯罪っていう特殊な枠の中だからこその心情描写や人間模様が描かれていて、面白いですよん。
Posted by Varitra at 2009年01月09日 21:35
ようこそですか(笑
なるほど、Varitraさんはミステリー好きな人だとばかり思っていたのですが、本格モノはさほどでもないのですね。

ミステリーで描かれる人間模様は適度に切なくて、恋愛小説ほどドロドロ・ネッチョリしていなくて、好きです。
しかし東野圭吾は作品数が多いですな。
Posted by ハナコ at 2009年01月11日 08:01